宿チャンネル記者の取材レポート

 

宿が建ち並ぶ北川温泉の海岸沿い。 遊歩道を歩いていくと、北川漁港のすぐ手前に見えてくるのが「山十旅館」。落ち着いた雰囲気の和室が8室の家庭的な宿だ。
広々とした玄関を入ると、やさしい笑顔が印象的な女将、鳥澤和歌枝さんが出迎えてくれる。
「いらっしゃいませ。荷物を置いたら、屋上の露天風呂にどうぞ。今日はお天気が良いから、大島も見えますよ。ほらあなた、案内してあげて」。「どうぞ、こちらへ」と案内してくれたのはご主人の孝雄さん。これまた、笑顔が大変チャーミングな人である。
潮風にはためく明るいブルーの暖簾をくぐれば、空と海を見渡せる温泉露天風呂。こんなお風呂を貸し切れるなんて、すごい贅沢!
「お客さんが寝静まった頃にね、1人で入りに上がってくるんだ。仕事が終わったあとの楽しみだね。毎日入ってても、やっぱり気持ちいいよ、温泉は」。
・・・あ~~~うらやましいっ!!
屋上露天風呂 海の眺め

 

鰺たたき
北川の定置網漁は、揚がる魚の種類がとにかく豊富。早朝からバケツを持って集まる人たちでいつもにぎわっている。
山十旅館がこだわる「朝獲りの魚」は、旅の朝を格別思い出深いものにしてくれる。”海の近くの宿はやっぱりいいなぁ”と、しみじみ感じさせてくれるのだ。
白く透き通って、ピンッと張りのあるイカの刺身、旨味がじんわりと口の中に広がるアジのタタキ、香ばしく焼けた干物、きんぴらやなすの田楽など、素朴なおふくろの味がテーブル狭しと並べられる。
朝からご飯3膳!なんてことも十分あり得る献立だ。
夕食もその日に獲れた魚介が中心。特に1人11,000円で5名以上から付く「金目鯛の丸煮」は大好評だ。刺身好きには舟盛りがおすすめ。1人12,000円~の宿泊料で用意してくれる。潮の香りを炊き込んだ「海鮮釜飯」も名物のひとつ。
金目煮つけ

 

花 海辺で海を眺める
8室の客室は、海に面した部屋とそうでない部屋がある。海が見えなくても、海辺の宿体験は十分満喫できるが、どうしてもオーシャンビューの部屋を!という人は事前にリクエストを忘れずに。
リピーターがほとんどの山十旅館、料金や料理の希望には、できる限りフレキシブルに対応してくれる。
宴会場も広々としているので、兄弟会や親戚会など、家族の
集まりに利用する人も多いのだそうだ。
部屋 部屋
館内の温泉風呂は2カ所。大浴場ではないが、風情のある造りで清潔感もあり、ゆったりとくつろげる。
 
風呂 風呂

 

 
屋上露天風呂
屋上露天風呂
空と海のパノラマ
とびきりの爽快感
月のきれいな夜が最高
とにかくものすごい開放感なんである。パーッと開けた視界には、どこまでも広がる青い空と海。山登りではないけれど、思わず「ヤッホーっ!」と叫びたくなる。湯舟にゆったりと浸かれば、気分はまさに王様だ。
右の写真は、朝食で出たイカの刺身。朝獲りだからピンっと張りがあって、う~ん、旨い!
イカの刺身

ご主人、女将、スタッフ 鰺のたたき 朝食
定置網の水揚げには、毎朝夫婦で出かけていく。その日獲れたもので献立が決まるから、サカナ選びは一番大事な仕事なのだ。右から、ご主人の鳥澤孝雄さん、女将の和歌枝さん、スタッフの千代さん。
その時その時の美味しい魚を食べてほしい

甘夏みかん
ウチの山で採れる甘夏みかん
この甘夏ミカン、只モノじゃないのだ。「なんなんだこの甘夏は!」と、取材スタッフ一同驚嘆。房がギュッと締まっていて、口当たりはとにかくジューシー。酸っぱすぎず甘すぎず、のおいしさに夢中になってしまった。樹で完熟してから採るのがポイントなのだそうだ。甘夏ミカンは3月から8月頃まで。10月からは温州ミカンが楽しめる。

山十旅館 データ
電話 0557-23-0633
〒413-0302
静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1035 北川駅より徒歩3分客室数:和室8室
収容人数:25名
風呂:男女別温泉風呂2カ所・貸切温泉露天風呂1カ所
食事場所:朝食・夕食とも客室にて
1人旅:要相談
ペット:不可
館内施設:宴会場(30畳)・カラオケ有り
駐車場:普通乗用車8台
チェックイン/アウト:午後2時/午前10時
1泊2食付1名様の宿泊料金:10,000円~13,000円

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山十旅館ホームページ

北川温泉観光協会