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宿チャンネル記者の取材レポート

 

湯殿 海の見える湯舟
浜田屋の建つ旧国道135号線は、木々の緑がまぶしい山の道路といった趣。とはいえ、目の前に広がる海景色は実に壮観で、高台ならではの開放感を満喫できる。
客室数6室と小さな宿ながら、広々とした内風呂はちょっとした大浴場のようだ。
これだけの広さの風呂を貸切で利用できるというからスゴイ。
家族みんなでの入浴もいいが、ひとりで愉しむのもおすすめ。肌あたりのやわらかな湯につかり、ゆっくりと身体をほぐせば、思わず鼻歌もとびだすというもの。
せっかくの休日、たまにはひとりで贅沢な時間を味わうのもいいものだ。午後、まだ陽の高いうちにぜひお試しあれ。
1人で入るのはかなり贅沢な広々とした石造りの浴室。窓からの眺めも爽快だ。

 

釜飯 肩のこらない夕食を
食事は海に面した明るい食堂で。
テーブルいっぱいに並んだ料理はすべて、すぐ隣の台所でご主人の正敏さんと美恵子さんが調理している。
「常連のお客さんが多いから、希望に合わせて用意しますよ。キンメの煮付けが食べたいんだけど、とか、お祝い旅行だから舟盛りをつけたい!とかね。予算を聞いて、献立を考える感じかしら」。
料金システムはいたってフレキシブル。素泊まりや朝食のみの宿泊にも対応してくれる。
予算に合わせて相談にのってくれるので、夏の合宿に、海遊びにと仲間でわいわいやってくる学生客も多いのだとか。
刺身やサザエなどの磯料理に、わたの旨味がきいたイカの丸焼きや、熱々の釜飯など、素朴な家庭料理が加わった夕食。どれもがホッとする、どこかなつかしい味だ。

釜飯 夕食

 

外観
北川といえば「海」のイメージが強いが、山の自然もとても豊か。海よりもダイレクトに四季の移り変わりを感じさせてくれる。
浜田屋の周りにも多種多様な草花が咲き、樹木が茂り、季節ごとの風景に彩りを添える。
女将によれば、とにかく見事なのが桜の頃。満開の桜と木々の緑、空の水色、海の青が一度に見渡せる様は、まるで一枚の絵のように美しいのだそうだ。
「毎年見ていても、毎年感動するの。本当にきれい」。その時期の大島はぼんやりと春霞の中に浮かぶ。
「そう、大島もね、季節で見え方が全然ちがうのよ。夏はほとんど毎日大きな雲をかぶっているし、一番はっきり見えるのはやっぱり冬の寒い時期」。
季節の移り変わりは本当にさりげなくて、都会ではなかなかわかりにくいもの。こんな自然の中でなら体内季節時計?の調節もすこぶる上手くできそうだ。
客室 大島を望む
全室海向きの客室。
客室から見えたのは、真っ白な雲をかぶった真夏の大島。
 

 

 
釜飯
釜飯
香ばしいおこげに興奮
海の幸たっぷりの特製釜飯
魚のダシが全部ご飯にしみこむのよ。
浜田屋の夕食で大人気なのが、山海の幸を炊き込んだこの釜飯。シュンシュンと湯気が立ち始めると、気持ちも弾んでくる。「もう蓋をとっていいですよ〜」と女将の声がかかれば出来上がり。香ばしい醤油の香りに包まれて、熱々をハフハフ頬ばろう。釜の底にできたおこげも忘れずに!釜飯の他、新鮮なイカの丸焼きや刺身、天ぷらなど素朴な手作り料理が並ぶ。
イカ丸焼き

女将さん ちりめん飾り
女将の成瀬美恵子さん。
裁縫道具をいれた缶箱には、色も柄も様々な縮緬生地がいっぱいだ。一針一針丁寧に仕上げられたちりめん飾りからは、浜田屋の家庭的な雰囲気が伝わってくる。
ちりめん飾りお客さんに好きなのを選んでもらう

丘から海を望む
高台から眺める北川の町は、電線にさえぎられてもなお美しい。木々の緑を前景に、真っ青な空と海、遠くに横たわる大島・・・。旧道沿いなので車の往来も少なく、静かにのんびり過ごしたいときにはぴったりの宿だ。人家の建ち並ぶ坂道をぬうようにして、海沿いの遊歩道まで歩くのも愉しい。

旅館浜田屋データ
電話 0557-23-3117
〒413-0302
静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1181-1  北川駅より徒歩15分
客室数:和室6室
収容人数:20名
風呂:貸切家族風呂1カ所
食事場所:食事処または客室にて
1人旅:不可
ペット:不可
館内施設:宴会場有り
駐車場:大型1台 普通乗用車10台
チェックイン/アウト:午後2時/午前10時
1泊2食付1名様の宿泊料金:8,000円〜

*ご予約・お問い合わせはお電話でお願いいたします。


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